3月19日(土)アンデルセン(広島市中区)
すっかりおなじみになった「Osakeテラピースクール」とともに、このスクールを卒業後に参加することができる、OG会。
今回は、2011年3月19日に広島アンデルセン(広島市中区)で行われた「春のOsakeテラピーOG会」の模様をご紹介します。
参加者は、Osakeテラピーを経て集まった女性31名に、講師の原純さんとスタッフをあわせた42名です。
はじめに、スタッフから「東北地方太平洋沖地震により被災された方々に対し心からお見舞い申し上げます。広島県酒造組合では復興の為の募金を募っております。皆様のご協力をお願いいたします」と、挨拶がありました。今回の災害で、多くの蔵元も被災されています。
これに対し、参加者全員で募金をしました。
きき酒師に学ぶ入門と実践
Osakeテラピーでは、毎回趣向を凝らし、お酒に関する講習、講演を行っています。
今回のテーマは「きき酒師に学ぶ入門と実践」です。
講師は蓬莱鶴(ホウライツル)醸造元 株式会社原本店の原純(はら じゅん)さんです。
原さんは広島市内の中心地・白島九軒町にある株式会社原本店の代表取締役であり、杜氏であり、きき酒師です。
広島県のきき酒競技会で何度も優勝し、全国きき酒選手権大会でも優勝の経験があります。
創業は200年前にも遡る1805年。文化2年に生まれた老舗の蔵です。
現在は地上10F、地下2Fのビルの地下に蔵があり、奥様と二人で蔵元のすべての工程・業務をこなしながら、理想とする酒を追求しています。
きき酒の仕方
最初に、「きき酒の仕方」の説明がありました。
「きき酒の仕方」
1.色をみる
色は光の加減で変わるので、まず、置いてある状態で見比べます。
2.香りをかぐ
すっと嗅ぐ、混ぜて嗅ぐ。
3.味をみる
4〜5mlくらいを口に入れ、啜るように舌の上で酒をころがします。
4.判断する
「きき酒には日ごろの訓練や味覚の鋭さも大切ですが、酒に対する知識や興味も重要です」と原さん。
きき酒の心得
続いて、「きき酒の心得」です。
「きき酒をする時は、前日は十分に睡眠・休養をとって体調を整えることが大切です」
「他人の意見に惑わされないよう、私語は慎みます」
「香りの強いポマードや香水などは、他の人の迷惑にもなるのでつけません」
原さんは、体調管理やマナーが大切だと言います。
参加者全員できき酒を体験!
いよいよきき酒です。きき酒には7種類のお酒が用意されました。
一つの銘柄に、それぞれアルファベットとイロハの2種類を振りあてます。
そうして、会場の両端のテーブルに用意します。
片方のお酒を7分間きき酒し、後半の7分間でもう片方のお酒をきき酒します。
最後に、アルファベットのお酒といろはのお酒を合わせます。
参加者は何度も何度も飲み比べますが、「難しい」の声。
時間も7分のはずが、10分経過。みなさんとても苦労していました。
きき酒師、原さんによる答え合わせ
最後に、原さんから答え合わせです。
「A」と「ロ」が同じお酒ですね。このお酒は若く刺すような感じがします。
「B」と「イ」が同じお酒ですね。重たい感じで、良く熟成しています。
「C」と「ニ」が同じお酒ですね。香りの中に酸味を含んでいます・・・など。
原さんは、「味がふくよか、線が細い、雑味が少ない」など、とても豊かな表現でお酒を評価し、当てていきます。みなさん「そうそう」「なるほど」ときき酒師気分を味わいました。
同じ日本酒でも、蔵々による個性はもちろん、素材、造り方によってもずいぶん違います。そして、飲み手の好みで感じ方も変わります。
今回7種類のお酒をきき比べて、自分好みのお酒に出会う楽しみも感じました。
フランス料理と日本酒
きき酒の後はアンデルセンの美味しい料理を堪能しました。
まずは乾杯とするところですが、今回は被災者のことを思いながら、「献杯」とします。
続いてアンデルセンの免田シェフから、本日の料理についての説明と、岩脇さんから、パンについてのお話がありました。
雪の下で越冬し甘みと旨みを増した『雪下人参』のムース、ハンガリーの食べる国宝・マンガリッツァポークのグリエ、日本酒ソルベなど、上質の食材とシェフの腕で、見事な料理が並びます。
フランス料理と一緒に頂く日本酒も格別です。
「日本酒はどんな料理にも合うんですよね」とみなさんおっしゃいます。
また、食事の合間に頂くパンも、お口をさっぱりさせる効果があり、一層料理を引き立てます。

参加者の声
参加者に、今回のOG会の感想をうかがってみました。
「『きき酒』という、普段できない体験をさせてもらって、楽しかったです。きき酒の難しさも知りました。もっともっといろんなお酒を楽しんでみたいです」
「きき酒は難しくてさっぱりでしたが、7種類ものお酒を一度に比べることができたのはOsakeテラピーならではですね。料理も最高でした」
「今回もたのしかったです。また、参加します!」と大好評でした。
さて、5月からは「Osakeテラピー スクール」も始まります。
また、6月には、20歳を迎えた大学生を対象に『Osakeテラピー ビギナーズスクール』があります。
昨年は、みんなで美酒鍋を作って楽しみました! 是非ご参加ください!




