2010年2月14日(日)
広島県酒造組合では、酒造りの季節、毎年2月〜3月にかけて広島県の蔵元を見学する「蔵見学会」を開催しています。あまり見ることのできない酒造りの見学や試飲、日本酒に合う料理を味わう懇親会など日本酒ファンに大変喜ばれています。
今年は、西條鶴醸造(東広島市)、榎酒造(呉市)、賀茂泉酒造(東広島市)、三宅本店(呉市)、藤井酒造(竹原市)、亀齢酒造(東広島市)、賀茂鶴酒造(東広島市)、今田酒造本店(東広島市)の8蔵で開催。
その中から2月14日(日)に行われた賀茂泉酒造の蔵見学会の内容をご紹介します。
賀茂泉酒造は酒都西条の蔵元で『芳醇で豊かな味わいと美しい山吹色した酒』として親しまれています。
集合場所になった隣接する「酒泉館」は、昭和4年に建てられた旧広島県西条清酒醸造支場を改修した趣のある建物。ここでは賀茂泉酒造の色々なお酒を楽しむことができます。
今年から男性の参加を受け付けたこともあり5組の夫婦やカップルを含む19人が参加されました。
杜氏の新谷さんの案内で酒造りのビデオを鑑賞した後、酒米の種類や精米の説明を受けました。
新谷さんは「4合が1000円〜3000円位で精米歩合60%程度のお酒が各蔵の特色が一番でています。」と説明されました。その後蔵内の見学に入りました。
蔵の中は思ったより機械化されているなという印象でした。
『洗米』から『浸漬』、賀茂泉酒造で特に力をいれている工程という『むし米』の説明を受け、きちんと温度管理がされた『こうじ室』を見学、こうじの試食では「味はしないね」など参加者が感想を述べていました。
それから、酵母(こうぼ)から酒母(しゅぼ)を作る『酒母室』やもろみの三段仕込(初添(はつそえ)・おどり・仲添(なかそえ)・留添(とめそえ)という工程)を行う『仕込蔵(醗酵室)』では、タンクの中を見せてもらい、香りを実感するなど蔵見学ならではの体験をしました。熱心にメモを取る若い女性や写真を撮る男性などみんな真剣な表情で説明を聞き、あっという間の1時間半でした。
夫婦で参加された60代の女性は「酒祭りはよく来るけど蔵見学は初めてです。お酒の香りがすごいですね。映像で見るよりとても清潔に保たれているのが実感できてよかった」と感激した様子。
最後に賀茂泉酒造のお酒を飲み比べて「このお酒はすっきりしておいしい」「とてもフルーティー」「梅酒にはどのお酒がいいの」など酒談議に華が咲きました。
午後の懇親会では日本酒と肴の相性をテーマに女将の前垣さん自慢の肴や美酒鍋などを食べながら参加者の交流を深めました。
広島県酒造組合では、広島の酒をより良く知っていただき日本酒の良さを体験していただく蔵見学をはじめ、女性に親しんでいただくための「Osakeテラピー」など各種イベントを開催しています。
日本酒に興味のある人、これから日本酒を楽しく飲んでみたいと思っている人等など。
ぜひホームページをご覧いただきご参加ください。



